醜形恐怖症の人ではGABA(ギャバ)が不足しています。GABAは抗不安作用のある脳内の神経伝達物質です。このGABAが欠乏すると、不安や恐怖感が上昇し、脳が過剰興奮状態になり、リラックスすることができなくなります。
リラックスできていな過剰緊張状態にあると、自分の顔を醜く感じるようにヒトはなり、
逆にリラックスすればするほど、自分の顔を美しく感じるようにヒトはなります。
これはお酒を飲むと、人の顔が魅力的に見えるようになることからも、わかることでしょう。
われわれ人間は自分の脳がフィルタリングした情報で世界を認知しています。
つまり、脳の機能状態によって見えてく(い)る世界は180度異なってくるわけです。
だから、幸福感の極めて強いリラックスしたGABAレベルの高い人は、
相手の外見をほとんど気にせず、どんな人も魅力的に感じるのです。
醜形恐怖症は強迫性障害と親戚のようなモノで、こだわりが異常に強いです。
これはGABAが不足しているために引き起こされます。
GABAを増やせば、抗不安効果が高まるので、ストレスに強くなり、些細なことにこだわり、
捉われることもなくなっていきます。
醜形恐怖症の治療にベンゾジアゼピン系抗不安薬が用いられるのはこのためです。
しかしながら、自然な方法でGABAを増やすこともできます。
当ブログには醜形恐怖症の克服法が書いてありますので、ぜひ参考にされてください。
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