(最終更新日:2020/02/26)
ピアノを人前で弾くのが怖くそれによりピアノ恐怖症になってしまう人がいます。
以前の私もそうでした。人前でのパフォーマンスで過度に緊張し、”あがって”しまいました。
いわゆる、あがり症というやつです。
今回は発表会やコンサートなどの人前であがらなくなるための方法を書いていきます。
Contents
私のピアノ恐怖症の体験談
幼少期私は親に無理やりピアノレッスンを申しつけられ、仕方なしにピアノレッスンを甘んじて受けていました。
ところが、定期的にピアノの発表会またはコンサートがあり、その時の体験は、緊張して、指が震え、足はがたがたとあたかも地面が地震によって震えてしまうというような痛烈な記憶として、私の心に傷をつけました。
先天的なあがり症体質だったのだと思います。
ピアノ恐怖症の克服へ
しかしながら、その後、海外へ行き、海外では書店やショッピングモールや空港などにピアノが置いてあり、そこでピアノを弾いても一切緊張もせず、普段の練習通りのパフォーマンスを出すことができたのです。
カナダのトロントのインディゴ(大きな書店)にグランドピアノが置いてあり、暇なときはそこでピアノの練習をしていたわけです。
全く緊張せずにピアノを弾くことができました。
その理由はもう少し下の方で説明します。
ピアノ恐怖症に限らず恐怖症は精神論でどうにかなる問題ではない
ピアノ恐怖症は精神論でどうにかなる問題ではありません。
人前が苦手で緊張してしまう原因
これは脳内のGABAが過度に欠乏することによって起きる症状なのです。
抗不安薬はピアニストの方の多くが摂取しているというデータ[1][2]が実際にありますが、
この種の抗不安薬は脳内のGABA受容体に結合することで、受容体間のGABA濃度を高めることによって
その効果を発揮します。
平素からGABAレベルが高い人は、人前も平気で、むしろ人前が快感になるほどです。
ピアノのコンサート(発表会)恐怖症を克服した方法
私がピアノの人前でのパフォーマンスを恐れることなく行えるようになったのは、GABAレベルを上昇させる方策をとったからです。
ちなみに、その方法はクスリを摂取するというものではありません。
その方法とは、サプリメントの摂取です。
主にGABAを増やすのに有効なサプリメントは
——————
〇ビタミンB6
と
〇亜鉛です。
——————
サプリメントごときでそんな効果が出るはずかないと多くの人は考えるかと思いますが、それは大きな間違いです。
実際に、これらを日頃から摂取されると高いパフォーマンスを発揮できるようになるはずです。
しかし、最低でも半年以上は続ける必要はあります。
(関連記事:)
〇あがり症を治す方法【絶対ではないがかなりの高確率であがり症を自力で治す方法】
まとめ
ピアノを人前で弾くコンサートや発表会でのあがり症のトラブルは解決することができます。
このブログには様々な具体的な克服方法が記載されています。
ピアノ恐怖症に限らず、このブログでは不安レベルを鎮静させるための具体的な方法が書いてあります。
ぜひ、参考にしてください。
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[1]:https://www.classicfm.com/discover-music/latest/classical-music-drugs/hildegard-von-bingen-various-herbs/[2]:https://www.musiciansway.com/blog/2010/03/musicians-and-beta-blockers/
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